実際に外国人技能実習生を受入れている企業の技能実習指導員の生の声をお届けいたします。
これから外国人技能実習生の受入れをご検討の皆様のご参考になれば幸いです。

株式会社 阿部紙業

技能実習指導員 附田智也さん

株式会社 阿部紙業 技能実習指導員 附田智也さん

阿部紙業は、製品のパッケージや什器などの紙製品全般を扱うメーカーです。現在私はそこで日本人、外国人の若手に対して技術を教える技能実習指導員として働いています。 阿部紙業には今、外国人技能実習生が10名ほど在籍していますが、彼ら彼女らは「学びたい」「働きたい」という想いで日本に来ていますので、どんな仕事にも前向きで取り組んでいるのがとても印象的ですね。こういった姿勢は、日本人の若手にもとても刺激になっていると思います。

とはいえ、最初からすべてが上手くいっていた訳ではありません。私も指導員になって初めて外国人技能実習生たちに指導する際は、「どういう風に接したらいいのだろう」と悩んだこともありました。ただ、実際に彼らが働き始めてみると「外国人も日本人も変わらない、同じ人間なんだから気負う必要はない」と感じるようになりました。

技術指導の様子

ひとつ留意したことといえば、「文化の違い」を理解してあげること、くらいでしょうか。 たとえば注意の仕方も、日本人には当たり前の言い方でも、外国人はすごくショックを受けることもあります。そういった文化や考え方の違いを勉強することで、円滑なコミュニケーションが可能になると思います。

それらは私たち日本人にとっても多くの発見や勉強につながりますので、結果的に社内の雰囲気やモチベーションアップにとても役だったと感じています。

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